[ Monthly Column Apr. 2004 ]
[ 痩せても枯れても宝石か? ]
宝石の仕事をすればするほど 品選びの幅が狭くなる。
どんな種類の宝石を見る場合でも、非常に細い一本の線上を
なぞるように選んでいくのが 仕入れというものだろう。
当デザインハウスの 一番の制限事項が資金であることは
この際置くとして、仮に宝石商は 無尽蔵の予算をもってして
何でも彼でも仕入れるだろうか。
「こういうの、あってもいいな」と思って買ったりはしない、
なくてはならない品物だけを集めるはずだ。
今日では宝石、延いては鉱物の神秘性が見直され、街には
様々なストーンたちが溢れている。
しかし、天然石でありさえすれば効くのか?(何に?)
パワーがあるのか?(どんな?)・・・納得できない、釈然としない。
全く優劣を感じずに、ひとつひとつの個性だけで 人は満足できるのだろうか?
Composition