[ Monthly Column Jun. 2001 ]
[ どうするフォーマル どうなるフォーマル ]
先頃 結婚披露宴にお呼ばれする機会がありました。
列席者の華やかな装いの中、我らがジュエリーの影の薄いこと薄いこと。
残念ながら洒落たドレスに似合うのは 目下のところ美しいストールや
欧州ブランドのウォッチであって 街のジュエリーではないようです。
とりわけ我が国のフォーマルシーンは幅広く 適当かつ自由でありまして
ごく一部のパーティーや国家的行事を除いては ドレスコードもゆるやか。
華やぎが表われていれば皮や木綿でもいい、無地でなくてもOK。
凝ったデザインは格下などと 遠慮することもなく・・・。
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そんなお洒落なユーザーに 平凡をシンプル・ミニマムと勘違いしたような
企画・デザインが受け入れられようはずがありません。
便宜上の『無難』という表現を 他の語彙に置きかえる努力を
して来なかったとしたら 製品開発の醍醐味がどこにあるでしょう?
目の前のロブスターに舌鼓を打ちながら
大きな身の方ばかりに気をとられてはイケナイ 本当に美味しいのは
食べにくい頭のミソ、皿に残るソースなのだと思いつつ、雑感。
Composition