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[ Monthly Column Oct. 2002 ]

[ 不思議の世界 ]

世の中には 物理の目には見えない事でも 見える人がいる。

気とかオーラとかの 不思議が判る人の話によれば

同じ鉱物・宝石でも一つ一つ個性があり、それらの個性と

選ぶ人の個性とが 合致した時に「これだ!」と決まるものらしい。

値段も含め 一見瓜二つの品物でも、人はどちらかを選べるものだ。

そこには相性とでも言うほかない 引力が働いているのだろう。

かつて『火水土風』や、『木火土金水』などの力が この世を

構成する元素とされたのは よく知られていることである。

人についても 火や水といった性格付けが可能だ。

黙っていれば楚々とした美女が、実は火の気性だったりするように、

例えば10月のオパール。

我々はそこに雨に潤う、或いは炎に揺れる景色を見て取るが、

更に遠く、不可視の世界までもが 広がっているのかもしれない。

Composition

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