[ Monthly Column Jan. 2001 ]
[ 年頭所感 - 旅で出会ったジュエリー ]
昨年末、ヨーロッパ各地を足早に巡ってきました。
スイスのリゾート インターラーケンでは 終業間際のアンティークジュエリー店に
上がりこみ、オーナー自慢の品々を解説していただきました。
特別ハイクラスのアンティーク市場には また別の世界があるようですが、
普通に入れるお店のアンティークジュエリーといえば
いわゆる3大宝石に 見るべきものは有りません。
それよりも魅力的なのは 今日のヨーロッパでは あまり珍重されない宝石達。
たとえば ヒスイやアレキサンドライトのような渋い魅力の石の場合、
我が国では根強い人気があるものの、ヨーロッパでは さて...。
そこで顔と値段と財布の折り合う ジュエリー発見の可能性が出てくるわけです。
コラム2000年9月号でトルコ石について触れましたが、私は
実に感じの良い空色のリングを 連れ帰ることができました。
年代的には古道具レベルのもので たかだか70年ほどしか経っておりませんが
色といいデザインといい 最近の町の商品にはないものです。
日頃制作しているジュエリーのいくつかは このように世紀を超え 国を超えて
残っていって欲しいものです。
Composition