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[ Monthly Column Mar. 2004 ]

[ 梅に鴬 ]

先頃、友人の案内で お茶席に行く機会がありました。

大変おめでたい主旨の会でもあり、春よりも春めいて

それこそ会う人皆美しく、貴重なお道具達も楽しそうです。

*

そして今日は『細見美術館コレクション』のうち、

琳派と若冲の作品展へ。

季節の美、美への愛、表現の限界に挑戦するような

作品群には あらためて驚かされます。

これらの構想に 一体どれほどの時間と 神経が注がれたことでしょう。

*

書院・床の間という空間は、なにか 計り知れない

ブラックホールのようではありませんか。

あまたの芸術家や職人の努力・才能、クライアントたちの

経済力もろとも 飲み込み続けて飽くことがない。

「古人我をあざむかず」と言いますが、彼らが散財も労苦も厭わず

遊び(=学芸)に心血を注いだのはなぜ?

何を証ししようとしたのでしょう。

Composition

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