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[ Monthly Column Apr. 2002 ]

[ 作品・製品・商品 ]

街に新入社員と思しき人々が溢れる今日この頃、思い出されるのは

当時の重役訓示の一節、「作品を製品に、製品を商品に」という言葉。

それは膨大な数の得意先を持つメーカー卸の責務の話だった。
*
つい先日のこと、都内某所のハイジュエラーの小さなパーティーで

デザイン的な割り切りの良さと 安定した作りに大変感銘を受けた。

ご多分に漏れず割高な廉価版(笑)は中途半端であると感じたが、

世間ではそちらが売れているのだから やはり優れているのだろうし、

眩い高額商品群は いずれも作品から製品への確かな道を

辿って今日ここにあると思われるものばかりである。

翻って私の小商いにおいても これは意識すべきことだ。

こなれた値段だのデザインだの以前に、まず製品と称する上は

「思い入れたっぷり?」と誤解されるようであってはならない。

実際に顧客の目にどう映るのかは分らないが、私の姿勢としては

色彩と造型、素材と技術のコンポジションを客観的に

しかし誠実に行ってゆきたいと願うものである。

Composition

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