[ Monthly Column May 2005 ]
[ 古寺にて ]
この名所を訪ねるのは 子供の頃の修学旅行以来である。
当時、まだフレッシュな脳細胞でもって 暗記が大好きだった筆者は、
足早の見学中も手帳にびっしり聞き書きし、大いに満足したものである。
今はパンフレットと言うものがあり、ガイドさんの解説をさらっと聞いて、
あとはじっくり時間をかけて拝見する。。。
戦乱のたびに焼け、宗旨が変わり、施主が亡くなったりと忙しいのだが、
止まず、巨費と時間とをかけて建設・復興されたことは大変素晴らしい。
しかも、時代時代の趣向がプラスされて、なお美しく調和しているなんて!
大古より変わらないだろう青空と、義政公時代の上段の庭、没後の建物、
そして江戸期の銀沙灘・・・。
その時々に関わった人々の、強い強い思いと実行があったればこその
美しさ、立派さを 今日我々が目にしているのだなぁ…。
Composition