[ Monthly Column Jul. 2004 ]
[ 宝石の力 ]
以前にも触れましたが 我が国の 特に都市部の水面下では
天然石による ヒーリングがブームのようですね。
ギリシャの聖地巡り(?)から帰ってきた 気学講師の話によれば、
彼の地では おじさん達が 手に手に珠数のような形状の美しい石の連を持ち、
「お祈りですか?」と訊くと、「持っているだけです」 「・・・はぁ?」
例えば立ち話しながら 店番しながら 単に手遊びをする、
そういえば落ち着く。 ただそれだけのオモチャなのだとか。
仮にも先進国、そんな暇そうな! それでいいのか?! 羨ましい!
ものの数分間が耐え切れず 携帯メールを打ちまくるのとは えらい違いですし、
東京の真ん中で 真剣なおでこに クオーツ押し当てる姿とも違います。
何の為でもなく、ひとりでに美しいものを持ち、ひとりでにゆったりする素晴らしさ。
経済力の小さな国のライフスタイルなど
ちっとも羨ましくない人が大勢いることは承知ですが、
彼の国の人たちは 外形的国勢の衰えを 解り過ぎるほど解った上で
従容として雄渾に人生歩んでいるのではないでしょうか。
我が国の半世紀先を行く、経済停滞の先達 ヨーロッパの人々の胆は立派です。
Composition