[ Monthly Column Aug. 2001 ]
[ 宝石の色彩 ]
殆どの宝石が複数の色を持つことは よく知られています。
そして同じ種類の宝石であれば 青味よりは
赤味が珍重され 実際の産出量も少ないもののようです。
不思議なことに半貴石の場合、上等になるとどれも同じような
赤紫かエクストラピンクとでも言うべき色を呈します。
例えばアレキサンドライトは赤紫ですが、アメシストも葡萄酒色なら最高です。
トパーズの場合 鮮やかなティーのような赤は別格として、ロードライトの
エクストラピンクのような色が希少・・・勿論トリートメントの話ではありません。
では赤紫や紫が古今東西 特別な高貴な色とされてきたのはなぜでしょう?
鉱物や動植物から 紫を手に入れることが難しいというだけでなく
色彩の中に 深い意味や秘密を見出してきた
人類の歴史と文明とがそこにはあります。
Composition