[ Monthly Column Sep. 2002 ]
[ FACETS 2002 ]
於、コロンボヒルトン。 初めてのスリランカジェムショー視察。
規模としては 香港や我が国の国際的な宝飾展に及ばないが、
その内容が見事で、文字通りのジェムショーである。
主要宝石は一わたり産出する為、フルレンジの展示に目を見張る。
尤も、種類によっては枯渇しているらしいのだが、そういうもの
つまり、輸入されたものであっても 存外に値頃であるから侮れない。
勿論サファイアは スリランカのディーラーのプライドそのものである。
私にとっては 多彩なカラーこそがサファイアの大きな魅力だが、
特に生粋のシンハリ人の彼にとっては 何が何でもブルー!
「グリーンが欲しい?あまり無いけど、やっぱりブルーがキレイですね。」
「バイオレット?無いこともない、そんなに珍しくもないですね。」
結局 見せてくれるのは、濃からず薄からず、ミドルブルーの山だ。
売りたい物を売ると言うか、持っている物を売るその粘り腰。
但し、経営難から別注や取寄せを嫌う 我が国のショップの
無為無策とは意味が違う。
あの業者は、得意商品一本でサバイバルしているのだと思う。
Composition